【お菓子作り】純白のショコラタルト【レシピ】

タルト・タルトレット

今回は、私の考える最強のショコラタルト!
ほんのり塩気を効かせたサクサクのタルト生地になめらかで濃厚なガナッシュをたっぷり♡
中には甘酸っぱいフランボワーズジュレ、上にはさっぱり軽いレアチーズを合わせたよ。
ふわっと軽い口当たりの、さっぱりいただけるタルトに仕上がりました♡
そして地味に嬉しいポイントが、生クリーム1パック(200ml)使い切りなこと!
美味しさと華やかさと作りやすさにこだわった自慢のレシピだよ♡

材料(18㎝底取タルト型1台分)

【タルト生地】
薄力粉 55g
アーモンドパウダー 25g
粉糖 25g
塩 少々
無塩バター 35g
全卵 10g

【フランボワーズジュレ】
ラズベリーピューレ 40g
グラニュー糖 7g
板ゼラチン 1g

【ガナッシュ】
スイートチョコレート(カカオ分51%) 120g
ビターチョコレート(カカオ分72%) 40g
生クリーム(乳脂肪分35%) 140g
水あめ 14g
無塩バター 28g
※チョコレートを2種類準備するのが面倒なら、カカオ分58%のチョコレート160gでもOK。

【レアチーズ】
クリームチーズ 100g
グラニュー糖 40g
レモン汁 5g
生クリーム(乳脂肪分35%) 60g
牛乳 40g
板ゼラチン 3g

【デコレーション】
トッピング用粉糖(溶けない粉糖) 適宜

材料も工程も多めだけど、やることはそこまで難しくない・・・はず!
①タルト生地作り~フォンサージュ ②フランボワーズジュレ ③焼成 ④ガナッシュ ⑤モンタージュ ⑥レアチーズ ⑦デコレーション ⑧仕上げ~カット
を分けて少しずつ進めてみて。

①タルト生地作り~フォンサージュ
生地はフードプロセッサーを使うからすぐ作れるよ~

フードプロセッサーに薄力粉、アーモンドパウダー、粉糖、塩を入れ、小刻みに回して混ぜ合わせる。
角切りにして冷やしておいた無塩バターを加え、小刻みに回す。
バターの塊が無くなって全体がさらさらになってきたら、全卵を一度に加える。
ひとかたまりになるまで回す。底の方に残っている粉があれば、刃を外して手でまとめる。

卵を入れた生地が少しずつまとまってくる様子

生地が出来上がったら丸めて1cmくらいの厚みにして、ラップでぴったりくるんで冷蔵庫で20~30分休ませてね。

タルト型は底板を抜いて使うよ!
平らなものの上にオーブンシートを敷き、その上に底板を取ったタルト型を乗せる。

3㎜厚に伸ばしたらちょうど型よりひとまわり大きいくらいになるので、それを敷き込んでいくよ。
夏場とかは伸ばしてる間に生地がダレてきちゃうから、伸ばした後冷蔵庫で冷やしてある程度の硬さがある状態で敷き込んでね。

この敷き込む作業をフォンサージュっていうんだよ。かっこいいよね。
敷き込めたら、天板ごとラップをかけて冷蔵庫で3時間以上(できれば一晩)休ませる。

②フランボワーズジュレ
これはもう超簡単。ラズベリーピューレとグラニュー糖をボウルに入れて湯煎で40~50度に温めてふやかしておいたゼラチン入れて溶かして型に流して冷凍庫で冷やすだけ。

「フランボワーズジュレ」なのに材料は「ラズベリーピューレ」?って思った?フランボワーズはフランス語で、ラズベリーは英語。どっちも同じ果物を指す言葉だよ。コッタさんで売ってるピューレが「ラズベリーピューレ」として売られてたから材料の項目では表記を合わせたの。
じゃあ「ラズベリージュレ」って書けばいいじゃんって思った?ジュレはフランス語なんだなぁ。だからラズベリーと書くなら「ラズベリーゼリー」が適切かなと思うのだよ。でもさ、ガナッシュに仕込むものに「ラズベリーゼリー」はさ、なんかね?いいんだけどね?ジュレの方がかっこよくない?じゃあフランス語に合わせて「フランボワーズジュレ」と表記しようかなって思ったの。だから「チョコレートタルト(英語)」じゃなくて「ショコラタルト(フランス語)」にしたの。もっと言うとフランス語表記にこだわるならば「タルト・オ・ショコラ」なんだけどね。それはちょっと私ごときがやりすぎかなっていう。このどうでもいい謎の感性。こんなの長々書いてないで次の工程行こうね。

③焼成
オーブンを180度に予熱する。
予熱が終わったら天板にシルパンを敷き、その上にタルト型を乗せる。
オーブンを170度に下げ、約25分焼成。
必ず予熱が終わってから冷蔵庫からタルトを出してね。オーブンの温度上げたり下げたりどういうつもりじゃい!って思う人もいると思うんだけど、オーブンの予熱完了時ってだいたい設定温度まで上がりきってないんだよね。生地作ってる途中で予熱するレシピなら予熱したまま放置しといて焼くころにはちょうど上がってるんだけど、このレシピは予熱完了したらすぐ焼いちゃうから最初は少し高めの設定温度にしといて、焼きたい温度までしっかり上げてから焼き始めるの。
重石使うの面倒だから、これは重石が要らないレシピだよ。底板を外してシルパンを使えば、重石は不要!

焼けたらシルパンごとケーキクーラーに乗せて冷ましといて~

④ガナッシュ
一番大事なガナッシュ!みんな大好きガナッシュ!

ボウルにスイートチョコレートとビターチョコレート(※)を入れ、湯煎にかけて溶かす。この時のチョコレートの温度の目安は40度くらい。(※1種類でも可。材料欄参照。)
小鍋に生クリームと水あめを入れ、中火にかける。
水あめが溶けるまではゴムベラで混ぜながら加熱する。
ふちの方がふつふつと沸いてきたらOK。
生クリームを3~4回に分けてチョコレートに加え、その都度ホイッパーで空気が入らないように静かに混ぜる。
途中粘度が増したり分離したりしても焦らずゆっくり混ぜ、次の生クリームを加えて混ぜる。

チョコレートの粘度が増すってどういうこと?と思ったそこのあなた。いい質問ですね。
詳しくはこの本読んでみるとよく分かるよ。↓

内容はガチ物理。「物理と化学と数学が大好き!チョコレートも好き!」っていう人におすすめ。面白いよ。単に「チョコレートが好き♡」っていう人にはおすすめできない。眠くなるよ。

ガナッシュがつやのあるなめらかな状態になったら、室温に戻しておいた無塩バターを加え、均一になるまで静かに混ぜる。
もしもブレンダーがあれば空気が入らないようにブレンダーにかけるとよりなめらかになるよ。(ブレンダーは省略可)

コメント

タイトルとURLをコピーしました